December 9, 2011, 23:25
下肢静脈瘤とは足に血液が溜まることで静脈内の逆流防止弁に異常が起き、種々の症状が現れることをいいます。その原因として運動不足や立ち仕事があります。静脈とは各細胞で使われた血液が心臓に戻るときに通る血管です。心臓から各細胞に行く血液が通る血管である動脈では心臓の鼓動によって血液が押し出されていきますが、静脈にはそういった働きがありません。骨格筋が動くことによって血管が押され血液が心臓に戻っていくのです。この時、血液の逆流を防ぐために静脈の内側には逆流防止弁があります。しかし、運動不足や立ちっぱなしの仕事などで骨格筋が十分に動かされないと血液が足の方に溜まり、逆流防止弁が壊れることがあります。それで下肢静脈瘤が起こります。予防方法ですが足に血液を溜めないようにすることです。つまり足を動かせばいいのです。運動不足の方は歩く、自転車に乗るなどの足を使う動作をしましょう。立ち仕事の多い方は足を高めにして休憩したり、寝るときに足を少し高くすることも効果的です。下肢静脈瘤になってしまった場合の治療法ですが、いくつかある中で最も手軽にできるのが医療用弾性ストッキングの着用です。適度な圧迫により血液が心臓に戻るのを補助します。メーカーなどにより圧力も選ぶことができ、ストッキングタイプやハイソックスタイプのものつま先がないタイプもあります。色も白や黒、ベージュなどもあります。価格は一般的なストッキングより高めですが保険の適用が認められているものもあります。